家族の誕生日を不出来ながら自家製デコレーションケーキで祝うことを習慣にしている。
先日少し遅れて、今は家を出ている28歳の息子の誕生日を家族で祝った。そしてこれがこの家族で祝う彼の最後の誕生会となった。
はからずも息子が1歳の時に作ったケーキの写真が出てきた。なんと28歳のケーキと同じデコレーションデザイン!我ながら苦笑した。もちろんいつも同じではないのだが、息子娘は冗談めいて進歩がないと笑った。しかしそう言われた私は自分の進歩に気づいた。自分のケーキ焼きとデコレーションの手早さである。もちろん素人なりということではあるが、30年近く1年に何度も作っていて少しは板についたということだろう。忙しくてやめてしまいたいと思った時もあったけれど(そしてできなかったこともあったと思う)どうにか続けてきたことの小さな実だった。なかなか続かない私にも続けてきたことがあったとうれしくなった。静まりもきっと板につく日が来るに違いない。二重に心が温かくなり主に感謝した。
誕生日を一緒に祝ってほしかった家族を思いながら、来年はメンバーが増えているかなと楽しみに、でも主にゆだねて。
「誕生日は祝うべきものです。誕生日を祝うことは、試験の合格や昇進、勝利を祝うことより、もっと大切なことだと思います。なぜなら誕生日を祝うことは、「あなたがいてくれてありがとう」とある人に言うことだからです」(『今、ここに生きる』ナーウェンより)
「あなたがいてくれてありがとう」
曲は竹内まりやの「いのちの歌」を声楽家夫婦あさゆみのcoverで。
https://www.youtube.com/watch?v=mD3kspeqHQc