皆様
10月になりました。だいぶ気温も下がり、秋らしさを感じ、過ごしやすくなりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、CLSK では、日々の生活の中で「静まること」が、信仰生活において欠かすことのできない「霊的習慣」と受けとめ、主のみ前に静まり、主との交わりを深めることを共に味わい学び合う機会を準備しています。
以下、リトリート、オンラインクラスのご案内をいたします。
本日の「ことば」と「音楽」は、運営委員の齋藤善樹さんの担当です。
<2025年度のリトリート>
「ライフリビジョンセミナー」 *締め切りが近づいて来ました。
・日時 2025年11月10日(月)ー15日(土) ・定員 20名 現在12名
・会場 静岡県裾野市不二聖心 マリア修道院黙想の家
・同伴 松本雅弘さん(CLSK主事)、 松本徳子さん(CLSK運営委員)
水口洋さん(CLSK運営委員長)、 矢島志朗さん(CLSK運営委員)・教職者(牧師・伝道師・宣教師・宣教団体スタッフ・及びそれぞれの配偶者)に奨学金が出ます。
チラシをご確認ください。
・詳しくは、添付の案内をご覧ください。
・申し込みは、専用のメールアドレスへお願いします。
「新春一日リトリート」 ・定員80名
・日時:2026年1月12 日(月・祝)
・時間:10:30~15:30
・場所:お茶の水クリスチャン・センター8階チャペル
・会費:4,000円(当日ご持参ください)
・詳しくは、添付の案内をご覧ください。
「春の桜リトリート」 ・定員 20名 現在1名
・日時 2026年3月23日(月)夕食ー26日(木)昼食まで ・
・会場 静岡県裾野市不二聖心 マリア修道院黙想の家
・同伴 松本雅弘さん(CLSK主事)、 松本徳子さん(CLSK運営委員)
奥山 信さん(CLSK運営委員)、 奥山恵美さん(CLSK運営委員)・詳しくは、添付の案内をご覧ください。
<2025年度のオンラインクラス>
・導き CLSK主事・運営委員
・CLSKの静まりに関する基本のクラスで、1回ごとの参加も可能です。詳細は、添付の案内をご覧ください。
<各地区リトリートご案内>
全国の様々な地区において、リトリートが開催されています。
ご関心のある方は、下記のリンクより情報をご覧いただき、各地区の担当者までご連絡ください。
今回はCLSK運営委員の齋藤善樹さんの「ことば」(「計らずも」)と音楽です。
「計らずも」
自分はあまり計画性のない人間なのに、前々へと前のめりになってしまう。最近は特にそれが甚だしい。そんな中で、説教作成のためではあるが、み言葉とじっくり向き合う時間が与えられるのは大変ありがたいことだ。先日もマタイ伝から5,000人の給食の礼拝説教をさせて頂いたが、何回もこの奇跡を語ったことがあるのにも関わらず、いくつもの新しい気づきを経験した。あの大きな奇跡は前もって予定していない状況の中で起こっている。もちろんそこにはイエスの御心があったが、「計らずも」起こった出来事だった。どんな不測の事態でもイエスの人への憐れみは変わらず、イエスの力はそのために用いられたのを私達は知る。
この夏、本当は人に話すのには恥ずかしい失敗をした。8月にお休みをいただいて夫婦で一泊二日の温泉旅行を計画した。千葉県の「勝浦」が涼しいのだという話を聞いて、ネットで「勝浦」を検索し、手ごろでゆっくりできるような宿を予約し、夫婦で大変楽しみにしていた。前の晩、私はグーグルマップで宿への経路を検索した。すると走行距離は500キロ、予想時間、8時間と出た。地図を見て私は青ざめた。そこは勝浦は勝浦でも「南紀勝浦」。私は間違って和歌山県の「勝浦」を予約してしまっていたのだ。夜遅い時間で妻はもう眠っていて、相談するには気が引ける。東京から無理すれば行ってこれる。ドタキャンすれば全額戻ってこない。幸い、息子がまだ起きていたので、打ち明けて相談してみた。すると彼は、行けないことはないが、ただ長距離を往復するだけで休暇にならないから、勧めないと言った。そして箱根でも行ってみたら?と提案する。今更、空きはないだろうと調べてみたら、良いものが一つあった。しかも直前割引で安くなっている!翌朝、妻に恐る恐る告白すると、即決で箱根にしようと答える。その約3時間後、私達は箱根に向けて出発した。キャンセル料金は痛かったが、せっかくの休みの日をやるせない思いで家で夫婦で過ごすよりも、何十倍も有意義な時間を過ごすことが出来た。まったく「図らずも」だったが、夫婦のためになることを優先したかった。妻は私の馬鹿さ加減を非難しなかったが、私は自分のそそっかしさをもう二度としませんと猛省し、神さまに感謝した。
主の平和
CLSK主事
松本雅弘