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2025年9月



皆様


猛暑が続いていますが、お元気にお過ごしのことと存じます。今日から9月となりました。

CLSK では、日々の生活の中で「静まること」が、キリスト者の人格的な成長のために大切であると考え、どうしたら主のみ前に静まり、主との交わりを深めることができるかを、共に学び合う機会として、9月23日に「秋の静まり一日リトリート」を計画しています。一人になることと、静かな交わりの中で気づくことの両方を体験することで、自分を知り、主の臨在に触れる機会になれば幸いです。お申し込みの上、奮ってご参加ください。(前日まで受け付けます!)

 以下、リトリート、オンラインクラスのご案内をいたします。また本日の「ことば」は、運営委員の木田浩靖さんの担当です。


<2025年度のリトリートについて
「秋の静まり一日リトリート」 ・定員40名 現在18名 
日時:9月 23 日(火・祝)
時間:10:30~15:30
場所:玉川聖学院
会費:4,000円(当日ご持参ください)
・詳しくは、添付の案内をご覧ください。





「ライフリビジョンセミナー」  
・日時 2025年11月10日(月)ー15日(土)   ・定員 20名    現在10名
・会場 静岡県裾野市不二聖心 マリア修道院黙想の家  
・同伴 松本雅弘さん(CLSK主事)、 松本徳子さん(CLSK運営委員)
    水口洋さん(CLSK運営委員長)、 矢島志朗さん(CLSK運営委員)
教職者(牧師・伝道師・宣教師・宣教団体スタッフ・及びそれぞれの配偶者)に奨学金が出ます
 チラシをご確認ください。
・詳しくは、添付の案内をご覧ください。
・申し込みは、専用のメールアドレスへお願いします。





「教職者夫婦リトリート」  
・日時 2025年10月27日(月)ー29日(水)   ・定員 10組20名    現在14名
・会場 静岡県裾野市不二聖心 マリア修道院黙想の家  
・同伴 松本雅弘さん(CLSK主事)、 松本徳子さん(CLSK運営委員)
    奥山 信さん(CLSK運営委員長)、 奥山恵美さん(CLSK運営委員)






「春の桜リトリート」  
・日時 2026年3月23日(月)夕食ー26日(木)昼食まで   ・定員 20名
・会場 静岡県裾野市不二聖心 マリア修道院黙想の家  
・同伴 松本雅弘さん(CLSK主事)、 松本徳子さん(CLSK運営委員)
    奥山 信さん(CLSK運営委員)、 奥山恵美さん(CLSK運営委員)
・詳しくは、添付の案内をご覧ください。





<2025年度のオンラインクラスについて>
「基本オンラインクラス 静まりの中で」 ・定員 30名 現在20名
・導き CLSK主事・運営委員
・CLSKの静まりに関する基本のクラスで、1回ごとの参加も可能です。詳細は、添付の案内をご覧ください。






<各地区リトリートご案内>
全国の様々な地区において、リトリートが開催されています。
ご関心のある方は、下記のリンクより情報をご覧いただき、各地区の担当者までご連絡ください。


今回はCLSK運営委員の木田浩靖さんの「ことば」です。

「自分自身に責任を持つ」


727日、日本人選手として初めてアメリカ野球殿堂入りを果たしたイチローさんが、表彰式典で20分間のスピーチを語りました。全篇を見ましたが、印象的なコメント・表現がいくつも含まれていました。特に「チームのためにあなたができる最も大切なことは何かと聞かれたら、私はこう答えます。『自分自身に責任を持つこと』だと」という言葉が心に残りました。そしてすぐにⅠテモテ4:16の御言とバーンズ師の「牧師として会衆のためにすることで何よりも大切なことは、自分の魂のケアをすることである」という言葉を思い出しました。

 

自分自身に責任を持つ、セルフ・ケアする方法の一つとして、太田和功一さんから教えられたイグナチオ・ロヨラの「意識の究明」は、私が自分自身を知るためにとても有益な時間になっています。特に、日常の生活や働きの中で感じる怒りや悲しみをふり返るなかで、自分の思考パターンや心の傾き・歪みに気づかされることがしばしばあり、その都度、驚きや感謝を覚えます。先日もある一人の姉妹との会話の中でもやもやしていた感情が、翌日の「意識の究明」の中で、「あの時には、『〇〇〇』と言っていたのに、今回は『△△△』と言っていた」ことに、私がこだわっていることに気づかされ、そこから私の心の傾向に思い至ることになり、大いに納得しました。

 

現在NHKラジオで放送中の「傷ついた癒やし人となる」のテキストの中で、ヘンリ・ナウエンが「私たちは、自分の人生における神の霊の働きを注意深く見分けるように招かれています。識別は生涯にわたる営みです」と述べ、自分の心を誠実に見つめるために「意識の究明」に取り組み、意識的に識別を行っていたことを知りました。改めて私も、生涯にわたって「意識の究明」を続けていきたいと決心しました。


主の平和
CLSK主事
松本雅弘